フィジカルチェックとは

身体状況を確認するために行うチェックです。
股関節や肩関節の可動域(関節が動く範囲)、姿勢、動作をチェックして全身のバランスを確認します。

可動域は数値化するので、トレーニング前後や継時的な変化を比較することができます。

特に、下半身の可動域が出ていないと、腰、肩や肘などに過剰な負担がかかってしまいます。また可動域が出ていないことで、自分が考えるパフォーマンスを出せない場合もあります。

可動域が出ない理由(筋肉が硬くなる理由)は、ストレッチ不足だけでなく、筋力不足の場合もあります。

 

適切なストレッチやエクササイズを行うことでバランスが整い、可動域が広がります。
獲得した可動域を、自分の筋力でコントロールできるようになることが重要です。

個人個人の能力や競技種目に合わせて、必要な可動域と筋力を獲得しましょう。

 

フィジカルチェックを通して自分に適したストレッチやエクササイズを知り、スポーツ障害の予防とパフォーマンスの向上を同時に行いましょう!

 

成長期(特に成長スパートと呼ばれる、身長がぐんぐん伸びる時期)は、筋肉が硬くなり可動域が狭くなりがちで怪我をしやすくなるので注意が必要です。

フィジカルチェックの例

<関節可動域のチェック(数値化)>

測定実施

<姿勢のチェック(位置や方向の確認)>

フィードバック

<動作のチェック(感覚との一致)>

次回の実施

成長期(特に成長スパートと呼ばれる、身長がぐんぐん伸びる時期)は、筋肉が硬くなり可動域が狭くなりがちで怪我をしやすくなるので注意が必要です。

チーム指導の場合

  • チェックにかかる時間は、1人5分程度です。
  • アドバイスを行う場合は、1人15分以上かかります。
  • 数値化してデータをお渡しできるので、選手のコンディションやコンディションの変化を、選手、指導者、保護者と共有ができます。
  • どこがどれくらい硬くなったか?柔らかくなったか?確認できるので、練習やトレーニングの量や強度が適正か確認できます。